レンタルカフェころんの利用者で、次のステップへ進む方などにインタビューをしています。
今までのインタビュー
今回は、レンタルcafeころんがオープンしてから1年くらい?の時期にフリーペーパーに載っていた記事を立川市でみて、飛び込んできてくださった「トナカイ食堂」さんです。
いつも、どんな時でもすっごい明るい笑顔でお店をやられています。
そして、集まる方々がまた不思議。
娘さん二人、おしゃべりスイちゃん、たくさんのお友達、大学の学生さん。
若い人もたくさん寄ってくるカフェは華やかなランチとともにCafeころんの名物となりました。
今日はそんなトナカイ食堂さんにインタビューしてきたのデス。
てつ:今日はよろしくお願いします
トナカイ食堂さん(以下、「ト」):こちらこそよろしくお願いします。なんだか緊張しちゃいますネ~。
てつ:いつもと違う感じ?
ト:笑
てつ:もう何回になりました?Cafeころんで営業されるのって。
ト:実はなんと52回デス!2年くらいだから月に2回以上やってるペースなんですね、自分でもびっくりデス。
てつ:そんなに!そうだったかぁ。。。いつもありがとうございます。
ト:こちらこそなんです!
----- 名 前 の 由 来 -----
てつ:それでネ、まず聞きたかったのはなんで「トナカイ食堂」なんですか?
ト:私トナカイが好きで。。。
家にもいつの間にかトナカイグッズがたくさんあって、cafeころんをお借りすることになったからカフェの名前考えなきゃって「う~ん、う~ん」って考えていたら娘が「トナカイ」でいいじゃんって。
私も「あ、ほんとだ」ってことになって。
てつ:なるほど。。。始めたのが確か冬でクリスマスが近かったから「トナカイ」なのかなぁって思ってた。笑。
でも、クリスマス過ぎたら名前が変わるのかと思ってたら変わんなかったなぁって。
ト:ただ、好きなんです~。笑。
てつ:それで食堂は?
ト:なんかですね、お店やりたいなぁってずっとたぶん思ってたんです。
小さなころは田舎で大家族で、そこに何世代も一緒に暮らしていたからいつも大きな部屋で大きな1つのテーブルでご飯食べていたし、そこにご近所さんや知り合いの方がふらりと来られることも多くて。
だからみんなで食卓を囲むことが当たり前だったんです。
そんな中でお料理を出すとみんなが褒めてくださって~。
それがとてもうれしかった。。。そんなことが原点かもしれません。
----- コ ン セ プ ト っ て ? -----
てつ:なるなる。だからお仕事も飲食に絡んでいるんですかね?
ト:それもあるかもしれません。でも、やっぱり調理をするのと、お店をやるのはちょっと違うんです。。。
てつ:食べている姿がみれない?
ト:そう!それ!お店をやってるとみんなが食べてくれている姿がみれるのが楽しいんです。
小心者だから「どう?」とは聞けないけれど、時間がある時はお客さんとイロンナお話をさせてもらいながら食べてもらえて。
そして、その合間に「おいしい!」って言ってもらえることもあって。
でも、ただ、お店がやりたい訳じゃなくって。
てつ:どゆこと?
ト:こう、普通のお店だとメニューも決まってて、「これお願いします」ってなるでしょう?でも、おうちだったら違う。
てつ:あ、原点の話に戻るんですね!?
ト:そうなんです!おうちはメニューがあるんじゃなくって、私が今日はあれ作ろうかなぁ、これ作ろうかなぁって考えて、それを作って食卓に出して、みんなは強制的に(笑)それを食べるでしょう?だからレストランでもカフェでもなく、一番その雰囲気に近いのは食堂かなぁって。
それに、私、今は忙しくてなかなかできないけど、時間がある時はよく食べ歩きをしてて、これってどんな風に作るんだろうって想像するのが大好きで。
てつ:帰ってみて作ってみる?
ト:そう!今度はこの前食べたあれを再現してみたい!とか、まだまだやりたいことたくさんあるんです!
てつ:だからトナカイ食堂になったのかぁ。
----- 自 分 の お 店 を つ く る -----
そして、今、トナカイ食堂さんは自宅を改装してお店を作ろうとしています(なんと改装しているのはcafeころんで知り合ったマッキーさん)。
てつ:お店はどんな外装・内装になりそうですか?
ト:う~ん。。。マッキーさんにお任せです!
てつ:え、要望とかないの?
ト:cafeころんがそうだし、マッキーさんの世界観をみてきて、それを自分のお店でも実現してほしい!って思ってお願いできたから、もうそれで充分なんです!
てつ:そりゃ、マッキーさんもやりがいがあるだろうなぁ。。。じゃあ、お店の名前は何に?
ト:え?
てつ:え?もしかして?
ト:トナカイ食堂ですけど。。。ダメですかね?
てつ:い、いや、そんなことないけど、あれ?ころんも続ける?
ト:ご迷惑じゃなければ!
だって、マッキーさんと出会えたのもころんがあったからだし、ここでお店をできるのは本当に幸せなんです!みんなも楽しみにしてくれているし。
だから私がいるところが「トナカイ食堂」だし、cafeころんでも、そして自宅でもあっちこっちでトナカイ食堂ができたら幸せです!
てつ:もう、ほんと、こちらこそとても光栄デスヨ。今度、DIY手伝いに行きますね!
ト:ありがとうございます!
----- あらためてインタビューしてみて -----
このインタビューで「トナカイ」の謎も解けたけどなにより「食堂」の意味がわかって、ちょっと感動。
扉を開けると「おかえりなさ~い」ってお母さんが迎えてくれて、ご飯が出てくる。
隣に座った方も、店員さんもみんなトナカイ食堂さんにとってはお店っていう空間で一緒になった時点でちょっとだけ「家族」になるんだネ。
だからいつも決まったメニューはないんだ・・・
でもでも、トナカイ食堂さんていう方の感性を通して作られる毎回の華やかなランチたちは、そこがやっぱり「ステキなお店」であることを教えてくれる。
それが「トナカイ食堂」なんだネ。
トナカイさんに会ってみたい方は、レンタルカフェのカレンダーを確認してくださいね。