ひみつ工場の日常

ひみつの入り口 と こどもの楽しみ


塩船にある、ひみつの入り口。

ひみつ工場への道しるべとして、お客さんとして知り合って仲良くなったMOPTOPシミズコウムテンさんにお願いして作ってもらったものです。

看板やのぼり旗をたてるのが一般的な方法ですが、店主がどうしてもそれは嫌だと、かなり無理を言って実現した、ひみつ工場の大事な大事な”看板”代わりです。

ひみつの入り口の中には、古道具屋さんのマルポーで見つけた、椅子を置き、その上にひみつの指示書を置いています。

指示書が風で飛ばされないように、頃合いのいい石に色を塗って文字を書いたものを重石にしています。

中は、大人4名ぐらいが中腰で入れる広さとなっていて、中は店主自ら塗装をしました。

ある営業中の昼、ひみつの指示書がなくなっているよ、とお客さんに教えてもらい、補充をしにひみつの入り口へ。

近づいていくと、こどもたちが2名中に入ってい遊んでいるんです。

たまに、指示書を抑えている重石がなくなったり、椅子があらぬ方向に移動されていたり、指示書の減り方と来客数がまったくあわない時期があったり、

中にごみが落ちていたり。。。。

まあこどものいたずらと思っていましたが、

こちらからしてみると大事な看板なので、

「なにしてんの?」と訝しげな顔をして近寄ってみました。

 

小学校3、4年生くらいの男の子が二人。

ひみつの入り口から顔をひょこっと出し

「この紙、もらってもいいですか?」とニコニコ

あまりのかわいさに、なんて顔をしてしまったんだ!いかんいかん!ただ「遊んでる」じゃなくてこの場所を「楽しんでる」んだ!

と気が付いたとたん、訝しげな顔をしたことを反省し、ひみつの指示書を大判振る舞いしてきました。

こんな感じで毎日、ささいなことでたくさん気が付くこと、考えることがある、自営業の日常でした。。。。

 

 

 

20066

 

ひみつの入り口の横には、シフォンにまつわる絵を店主が落書きしています。

なかなかの出来栄え

20064

 

 

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