今朝、チキチキ5(リアカー)行く前に、まずは瑞穂の鶏卵農場さんの現場を訪れることにしました。
目的は倒壊した鶏舎から使える材を選ぶこと。
いただいた写真からは基礎からひっくり返ったので、構造にはあんまり影響が出てないようにみえていて。これなら必要な材のほとんどは救えるんじゃないかと期待していたのデス。
でも、そう甘くなかった。。。
現地について、オーナーさんにご挨拶。そして、今回のコトのお悔やみを。
本当に農業というのは大変な仕事だと現地の様子をみて実感がわいてきます。日々丹精込めてやってきたことがたった一晩で台無しになってしまう。。。
その自然との共存の中で生まれてくる食べ物をぼくたちはいただいているんだって改めて思いました。
そして、倒壊した鶏舎跡に案内されるとそこにあったのはなぎ倒された廃材の山!
「あれ?鶏舎の残骸はどうしたんですか?」
「それがさ、おれがこんな状態だろ。その間に全部処理されちまって」
オーナーさん足を骨折していたのデス。。。
「トタンや網も全部?」
「そうなんだよ。あれ、いいトタンだったのに全部持ってかれちまった。もったいないことしたよ。鶏舎はユンボで壊しちゃったからこんな状態だぞ。使えるものなんかないだろ」
まじか。。。
あてにしていた柱材は真っ二つに折れているものが多く、垂木たちも同様。
トタンもべニアも断熱材も網も何もかもが~。
こりゃえらいことになったナ。。。
とりあえず、それでも使えそうな柱材を選び出しておいて、午後にきていただく大工さんにさらに選別してもらうことに。
20羽と聞いていたけど、もっといる感じ。予約されている方がまだお迎えに来ていないのかな?
鶏さんたちに
「なるべく早く迎えに来れる環境作るから」
と言いながら現地を後にしました。
cafeころんに戻ってからしばし茫然。。。
いやいや、これは材を探すしかなかろう!と行商ついでに動くことにしてチキチキ5発進!
マッキーさんにとりあえずメッセージ。
「こんなことがあって!工房の材を使わせてほし~」
すぐに返事がきましたヨ。
「好きなだけ使いなさい!」
なんてステキな人なんだ。。。
次は四恩幼稚園に行って、鶏舎予定地の測量を。
そしたらみかさんが
「本堂の下になんかイロイロあるんだけど、使えないかな?」
「え、そうなの?」
って床下に潜ってみたらあるわあるわ。
「なんか行ける気がしてきた!」
「ホント、うれしい!」
なんて、手を取り合って喜んで、さっそく測量して次なる場所へ。
木材はケッコウ出てきたからあとはトタンと網だなぁ。。。
次に訪れたのは大柳にある寓さん。
「お~い」
「トタンと網ないかなぁ」
「え!?」
とさっそく大家さんを呼んでくれて、大家さんが開口一番
「あるよ」
「まじで!?」
なんとほとんどそろった気がする。。。
夕方、鶏舎に行ってくれた大工さんから
「土台と梁用に太いの何本かだけは買おうか」
って連絡がきて
「了解!」
後は集まった材でなんとかすることになりそうデス。
まずは明日!
大工さんと二人で資材を集結して、大工さんに土台から柱を立ててもらいながら、ぼくは土堀?さらに材探し?そして柱建てるサポートかなぁ。二人で行けるところまで行きます!
そして、木曜日!
朝から一気に作り上げようと思っております。何時からやるかなぁ。。。
今朝はケッコウ茫然としたけど、いや、動くと出てくるもんだわぁ。。。
cafeころんにはこのプロジェクト用の募金箱も設置しました!
また、気持ちはあるけど時間がない方に向けてちゃんちき堂の口座を以下に~。
四恩幼稚園さんの好意で始まったこのプロジェクト。だからこそ、イロンナことをイロンナ方の好意で作り上げていきたいと思います。最後は甘えるけど行けるとこまで!
【募金概要】
期間:10月いっぱい
募金箱設置場所:四恩幼稚園、cafeころん
振込の方向け:
青梅信用金庫 河辺支店
普通:0764785
名義:ちゃんちき堂 久保田 哲
※振り込む際には頭に「bokin」「募金」などわかるような感じに~。