季節限定シフォンメニュー

【10月のおうめマルシェ=オクトーバーフェストはお酒にあうシフォン!】

10月21日(日)のおうめマルシェはオクトーバーフェスト!
さて。。。またビールにあうシフォンっていう無茶ぶりに応えるために、あのシフォンが1日限りの復活デス。
それは「ZENさんの濃厚チョコレートで作ったシフォン!」

最近ではすっかり青梅の新しいコミュニティスポットとして定着してきた「寓」という大柳にある古民家のはなれ。チョコレート工房ZENはここで作られるチョコレートのブランド名デス。
「寓」さんという場所の原型は、この方々が昔から毎日みんなで持ち寄った食材を調理して、ご近所さん、おなかをすかせた方、だれでもいらっしゃいナと食事会を続けてきた日常の場所、それを表現する名前でもあります。

そして、この方々は自分たちの目で選んだカカオ豆をそのまま原型で仕入れています。


そのカカオ豆の選別にはこの方々の独自の視点があります。
例えば。。。
カカオ豆は現地で発酵させてから出荷すると価値が格段に上がります。逆に言うとそうしない豆は価値が低い。
でも、現地の農家さんはそのことさえ知らされずに作っている場合が往々にあるそうです。
さらには児童労働、環境に負荷をかけるような栽培の方法、様々な方法で「安い」カカオ豆は生産されています。
でも、彼らが仕入れるカカオ豆にはそういったことはありません。現地の生産者が正当な価格を得られる形で生産された豆だけを、ZENさんでは使っています。

ありていに言うとフェアトレードというやつですが、なんとなくこの方たちが行っている日常をみていると、そういった言葉でくくるのを遠慮してしまいます。
この方々の生き方がそのような生き方だから、そうなった。それだけのことに思えるからデス。

そして、自分たちで試行錯誤を繰り返し、焙煎方法、時間、イロンナ甘味と混ぜ合わ方、その中で「おいしい!」と思えた豆を彼らは仕入れています。
その一枚一枚のチョコレートはこうして手作りで作られるため、一日に数枚しか作れないそうです。
一枚一枚、特定の産地のカカオ豆を使って作り上げるから、出来上がったチョコレートは生産地特有のイロンナ味が楽しめます。苦いのも、フルーティなのも。一般的なチョコレートはイロンナ産地のものを混ぜて使っているからそういうことはできないんだそうです。

こうやって1つの産地のものから1枚のチョコレートを1つのお店で作り上げることを「ビーントゥバー」といいます。銀座をはじめとした都内中心にこの国ではまだ20店舗もありません。そして、だからこそ、とてもとても高価なチョコレートとして仕上がります。


でも、ZENさんはあんまりそういう値段にはこだわってないネ。。。ありえない価格で販売されています。
安売りしているわけではありません。
これも、この方々がそうやって生きている。その様なのでなんとも形容のしようがありません。

ちゃんちき堂は、去年のオクトーバーフェストに武藤治作酒店の武藤さんの無茶ぶりで「ビールに合うシフォン。。。」を作り上げました。
その時の「ビールに合うシフォン」こそ、このZENさんのチョコレートと、カカオミブ、そしてパウダーをふんだんに入れて作り上げたチョコシフォンでした。
昨年はオクトーバーフェストの2日間、あの場所限定のシフォンとして販売しましたが、2日間ともあっという間に完売!
そりゃそうだヨ。特別な、本当にそこにしかないチョコを使ったシフォンだったもの。。。

今回のオクトーバーフェストの1日に、この「ZENさんの濃厚チョコレートで作ったシフォン!」が1日限りの復活をします。
ただ、濃厚なチョコシフォンを作り上げるため、そしてこのビーントゥバーのチョコをふんだんに使っているため1カット=400円とちょっとだけお高めになってしまいます。
が!
本当に全うに作られた原材料。
1つ1つが手仕事で作られたチョコ。
そして、美味しいものが凝縮されたシフォン。
出来上がるまでの色とりどりの物語。
今年はもう、10月21日のこの日にしかこのシフォンは登場しません。

よろしかったら、青梅の秋の祭典にいらして食べてみていただけたらと思いマス。

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