最初に電話が来ました。
「テレビ朝日ですが、珍百景の投稿があったので、撮影いいですか?」
「?・・・・・何が珍百景なんでしょうか?」
「不思議なドアがあるそうで。まずはそちらに見に伺います」
「そうですか。。。。」
約束の日に来た青年は、塩船のひみつ工場の看板代わりである、「ひみつのいりぐち」を丹念に撮影。
ひみつ工場も丹念に。。。。ってもう、6時間くらい経ってない?
いろんなカメラアングルで何かしらを確認して、青年は帰っていきました。
そのときに、「放送が決まったわけではなく、これから企画会議にかけるので」とのこと。
そのために、わざわざ青梅まで。。。そして半日かけて。。大変なお仕事なんですね。。。
それから、数ヶ月。
音沙汰があったりなかったり。「結局どうなったんだろうね~」なんて話題にも上らなくなったある日。
「企画が通りました。ひみつの入り口ができるまでの再現ドラマになります。関係者を集めてください」
とのこと。
再現ドラマ???
関係者を集めるってことは、演技をするってこと!?聞いてないよ~
とあるお店で隣あわせになったMOPTOPシミズコウムテンの方に「ちゃんちき堂さんではないですか?」と声をかけてもらったところから、撮影がはじまり、MOOPTOPさんのホームページを作ったら、お礼を「1日大工券」で頂き、自宅内で「あ!ひみつの入り口を作ってもらおう!」
という流れ(もちろん演技込み)を丸1日かけて撮影されていました。
何度も取り直し+違うアングルでもう一度と繰り返し、ぐったり。
帰り際に
「放送が決まったわけではないので。決まったらご連絡します」
そっか、そっか。
心のどこかで、ボツになったらいいなぁ。。。と。
その後、またしばらく連絡はなく、すっかり忘れていたころにまた、連絡がきました。
「こどもたちの冒険ものにするっていう案があるので、追取材をしたいです」とのこと。
またなにやら演技をするのかなあ、、、、と思ったら、私たちはほとんどなく。
こどもたちが、暗くて寒い塩船でずっと撮影。大丈夫だったかな。
そして帰り際に
「放送が決まったわけではないので、またご連絡します。」
そっか、そっか。
こんなにがんばってくれたのに、ボツだったらかわいそうだな。
そして、最初の下取りからしていたテレ朝の方々のご苦労を思うと、本当に大変な仕事なんだなぁ。。
そしてまた数ヶ月連絡がなく。
「ご無沙汰しております。放送が決まりました4日後です。」
「・・・4日後?!」
どきどきしながら、テレビにかぶりつき。
ちょっとホラー風にひみつのいりぐちを紹介され、苦笑してしまって。。
ずっと、こどもたちの演技が終わらず数時間リビングで待機していた、久保田哲さんの顔がぐったりしていたり、あまりシフォンやリアカーは映らなかったけど、なかなか楽しい経験をさせて頂きました。
ボツになってしまって、放送されなかった再現ドラマにご協力いただいた方々。
●MOPTOPシミズコウムテン様
●KCSセンター青梅様
●ちひろ様
●ましろ様
等々
ありがとうございました。