ひみつ工場の日常

【的場園の煎茶のシフォンが始まりました】

的場園さんと出会ったのは青梅麦酒のイベントが最初でした。
青梅麦酒の武藤さんから 「会わせたい人がいるんだ」 って言われていて、それが的場さんだったのデス。
入間は南峯にある的場園さんは狭山茶農園の中でも老舗のお店で、現店主の的場さんはそこに婿入りされたそうデス。
そしたら、普通おとなしくしてるじゃない?
でも、この方は違った。


お茶という伝統ある産業の上に、現代に通じるようなアレンジを加え、新製品を次々と開発していくのデス。
今回の煎茶シフォンに使わせていただいている「EATea」=食べられるお茶葉、そして、そこから発展して作られたジェノベーゼ等々。 新しいことを次々と試みて、お茶の新しいマーケットと可能性を追求している方でした。

そして、お茶について熱く語られる方でもあります。
「お茶屋っていうのは農業でありながら、それを加工して商品として市場に送り出せる仕事なんです」
加工があるっていう手間をそうやってポジティブにとらえる的場さんは語ります。


的場園さんは新しい品種のお茶の木でお茶を作っているそうで、それは甘みを追求していった結果なんだそうデス。
そしてさらに語りマス。
「お茶は1番茶が喜ばれるでしょう。確かに採れたての一番茶はおいしい。でも、お茶屋は加工する技術を伝統的に磨き上げてきました。実はこれがお茶屋の真骨頂なんです。農家が作り上げる生産物はどうしても気候やらの影響を受ける。でも、お茶屋はその加工技術によって、1年間美味しいお茶をみなさんに提供できるんです。それがお茶屋の伝統技術なんです」


的場園では、お父さんが美味しいお茶造りために独自の機械を作り上げました。
伝統技術をさらに代々高めてきた。
そして、今、的場さんがいるのデス。

作られるお茶は甘みがあって、本当においしい。
その可能性を多くの方に知ってもらうために、今、彼は動き続けています。
そんな方のお茶を使わせていただけることになりました。


狭山煎茶のパウダーで淹れたお茶を使っています。 そこに「EATea」=食べられるお茶葉をふんだんに入れ込みました。 お茶の香る一品デス。
よかったら食べてみてくださ~い。

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