酒粕シフォン誕生秘話。。。?
実は「酒粕のシフォン作んないの?」ってケッコウ昔からイロンナ人に言われていました。
その度に
「う~ん」
「そうっすねぇ」
と煮え切らないぼく。
なんとなくなんだけどネ。酒粕のイメージは甘酒じゃない?お正月にお寺とかで呑ませてもらってるあの甘酒。
ぼくは甘いの好きだから全然好きなんだけどさ~。甘いでしょ?かなり?
シフォンって軽くて、甘さもふんわりだからそのイメージになかなかあわなくって。
ま!酒粕の甘さではないわけですがぁ。
でも、ぴんと来なくてのらりくらりしていたら、先日、青梅シネマ倶楽部が日本酒の映画の上映会をやったのデス。
そして、トークショーには澤乃井の社長さんがいらっしゃるって。
その上、青梅シネマ倶楽部とタッグを組んで進めていた日本酒ソムリエの大谷君から「酒粕のシフォンって。。。」
う~む。。。いい機会だからやってみるかぁ。酒粕手に入ったらね!
って思っていたのデス。
そしたら5kg手に入ったんだって。。。大谷君。澤乃井さんの酒粕が。。。
あんた、5kgってなんに使うのよ。。。ホント。。。
こりゃ、やらねばいかんじゃないかい!
ってことで焼いてみました。酒粕のシフォン。あんま乗り気じゃなくてさ。。。
そしたら!
焼きあがったシフォンからは確かに酒粕の香りなんだけど、なんていうのか香ばしいような、そして美味しそうな香り。一口ちぎって口に入れてみると、なんだかチーズシフォンのようなやわらかい甘さと発酵食品独特の鼻に抜ける香りと!
「これうまいじゃん!」
って思わず口から出たもんね。
青梅シネマ倶楽部の日本酒イベントでも酒粕シフォンは大好評で、いや~、これはイベント限定ってもったいないわぁ。。。って思ってネ。それに5kgももらっちゃったし。。。
で!レギュラー化してみました!
青梅の地酒、澤乃井さんの酒粕で作った酒粕シフォンデス!
ぜひ、一度口に入れてみて欲しいわぁ。。。
もしよかったら、食べる前に10秒ほどレンジでチンするとね、これまた香りが立って、一味違ったお味のシフォンが食べれるんだヨ~。
そして。。。
秋には。。。もしかしたら大吟醸の酒粕が手に入るかもしれないっていうネ!