ひみつ工場の非日常

【珍百景No.2131】「謎の入り口」東京都青梅市

最初に電話が来ました。

「テレビ朝日ですが、珍百景の投稿があったので、撮影いいですか?」

「?・・・・・何が珍百景なんでしょうか?」

「不思議なドアがあるそうで。まずはそちらに見に伺います」

「そうですか。。。。」

 

約束の日に来た青年は、塩船のひみつ工場の看板代わりである、「ひみつのいりぐち」を丹念に撮影。

ひみつ工場も丹念に。。。。ってもう、6時間くらい経ってない?

いろんなカメラアングルで何かしらを確認して、青年は帰っていきました。

そのときに、「放送が決まったわけではなく、これから企画会議にかけるので」とのこと。

そのために、わざわざ青梅まで。。。そして半日かけて。。大変なお仕事なんですね。。。

ひみつの入り口

 

それから、数ヶ月。

音沙汰があったりなかったり。「結局どうなったんだろうね~」なんて話題にも上らなくなったある日。

 

「企画が通りました。ひみつの入り口ができるまでの再現ドラマになります。関係者を集めてください」

とのこと。

再現ドラマ???

関係者を集めるってことは、演技をするってこと!?聞いてないよ~

 

とあるお店で隣あわせになったMOPTOPシミズコウムテンの方に「ちゃんちき堂さんではないですか?」と声をかけてもらったところから、撮影がはじまり、MOOPTOPさんのホームページを作ったら、お礼を「1日大工券」で頂き、自宅内で「あ!ひみつの入り口を作ってもらおう!」

という流れ(もちろん演技込み)を丸1日かけて撮影されていました。

 

何度も取り直し+違うアングルでもう一度と繰り返し、ぐったり。

 

帰り際に

「放送が決まったわけではないので。決まったらご連絡します」

そっか、そっか。

心のどこかで、ボツになったらいいなぁ。。。と。

 

 

その後、またしばらく連絡はなく、すっかり忘れていたころにまた、連絡がきました。

 

 

「こどもたちの冒険ものにするっていう案があるので、追取材をしたいです」とのこと。

またなにやら演技をするのかなあ、、、、と思ったら、私たちはほとんどなく。

 

こどもたちが、暗くて寒い塩船でずっと撮影。大丈夫だったかな。

 

そして帰り際に

「放送が決まったわけではないので、またご連絡します。」

そっか、そっか。

こんなにがんばってくれたのに、ボツだったらかわいそうだな。

そして、最初の下取りからしていたテレ朝の方々のご苦労を思うと、本当に大変な仕事なんだなぁ。。

 

そしてまた数ヶ月連絡がなく。

 

「ご無沙汰しております。放送が決まりました4日後です。」

「・・・4日後?!」

 

どきどきしながら、テレビにかぶりつき。

ちょっとホラー風にひみつのいりぐちを紹介され、苦笑してしまって。。

ずっと、こどもたちの演技が終わらず数時間リビングで待機していた、久保田哲さんの顔がぐったりしていたり、あまりシフォンやリアカーは映らなかったけど、なかなか楽しい経験をさせて頂きました。

 

ボツになってしまって、放送されなかった再現ドラマにご協力いただいた方々。

●MOPTOPシミズコウムテン様

●KCSセンター青梅様

●ちひろ様

●ましろ様

等々

ありがとうございました。

 

 

ひみつの入り口_珍百景3

ひみつの入り口_珍百景2

ひみつの入り口_珍百景1

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